#2 Proxmoxにて、IO遅延が溜まったときにすること

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iostat
iotop などで io状態を確認する必要があった。
しかしながら、上記ソフトはデフォルトではインストールされていないため、あらかじめインストールする必要がありそう

今回は、バックアップジョブが 2分ごとという異常な回数で設定されていたため、刺さってしまっていた。
その結果、バックアップジョブ (vzdump) の異常終了 により /var/tmp/ に不要なデータが残った。
I/O 負荷 (rsync の D 状態) が継続 し、ストレージが詰まった。
一時ファイル (/var/tmp) を削除 することで、I/O 遅延が解消。

iostat iotop などで io状態を確認する必要があった。 しかしながら、上記ソフトはデフォルトではインストールされていないため、あらかじめインストールする必要がありそう 今回は、バックアップジョブが 2分ごとという異常な回数で設定されていたため、刺さってしまっていた。 その結果、バックアップジョブ (vzdump) の異常終了 により /var/tmp/ に不要なデータが残った。 I/O 負荷 (rsync の D 状態) が継続 し、ストレージが詰まった。 一時ファイル (/var/tmp) を削除 することで、I/O 遅延が解消。
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Proprietario

Proxmox におけるバックアップ後の I/O 遅延問題の原因と対処方法


📌 事象

  • vzdump によるバックアップジョブが異常終了し、コンテナがロックされた。
  • /var/tmp/14GB もの不要な一時ファイルが溜まり、I/O 負荷が異常に高くなった。
  • iotop の確認で rsync プロセスが D (Disk Sleep) 状態で停滞し、I/O 遅延を引き起こしていた。

🔍 原因

  1. バックアップジョブ (vzdump) の異常終了

    • rsync のプロセスがバックグラウンドで動き続け、I/O を圧迫。
    • pct unlock でコンテナのロックは解除できたが、I/O 負荷が残った。
  2. バックアップの一時ファイルが /var/tmp/ に大量に残存

    • /var/tmp/vzdumptmpxxxxx_xxx という巨大な一時ファイルが 14GB 以上残り、ディスクI/Oが逼迫。
  3. ストレージの I/O 遅延 (Disk Sleep 状態)

    • rsync プロセスがディスクに書き込み続け、他の処理が遅延。

🛠️ 対処方法

1️⃣ vzdump のバックアップジョブを確認

ps aux | grep vzdump

rsync プロセス (D 状態) が I/O を圧迫しているのを確認。


2️⃣ vzdumprsync のプロセスを強制終了

kill -9 <PID> <PID> <PID>

(PIDps aux | grep vzdump の出力から取得)


3️⃣ /var/tmp/ の不要ファイルを確認

du -sh /var/tmp/

→ 14GB 以上のファイルが /var/tmp/ に残存。


4️⃣ /var/tmp/ の不要ファイルを削除

rm -rf /var/tmp/vzdumptmp*

5️⃣ I/O 負荷を確認

iotop -o

rsync の高負荷がなくなっていることを確認。


6️⃣ I/O キャッシュのクリア

sync; echo 3 > /proc/sys/vm/drop_caches

→ メモリキャッシュをクリアし、I/O 負荷を軽減。


7️⃣ バックアップ設定の見直し (/etc/vzdump.conf)

cat /etc/vzdump.conf

dumpdir が適切なストレージ (/var/tmp/ ではない場所) に設定されているか確認。


8️⃣ 定期的な /var/tmp/ のクリーンアップを自動化

find /var/tmp -type f -mtime +1 -exec rm -f {} \;

→ 1日以上前の不要ファイルを削除。


結果

  • rm -rf /var/tmp/vzdumptmp* を実行したことで I/O 遅延が完全に解消!
  • 不要なバックアップファイルの削除で、ストレージの負荷が改善。
  • iotopiostat の監視で I/O 状況をリアルタイムで把握可能に。

🎯 今後の対策

バックアップ設定の最適化

  • --mode=snapshot を利用 (ZFSなら特に有効)
  • --bwlimit の値を適切に調整 (51200 は低すぎる場合がある)

バックアップジョブ完了後の一時ファイル削除

  • /var/tmp/ に不要なファイルが溜まらないよう、定期クリーンアップを実施。

I/O 負荷の監視

  • iotop, iostat を活用し、異常を早期発見。

バックアップ保存先 (dumpdir) の適切な管理

  • /var/tmp/ ではなく、適切なストレージ (/mnt/backups など) を指定。

📢 まとめ

💡 バックアップの異常終了が I/O 遅延を引き起こすことがあるため、 /var/tmp/ の管理とバックアップ設定の見直しが重要!

### **Proxmox におけるバックアップ後の I/O 遅延問題の原因と対処方法** --- ## **📌 事象** - `vzdump` によるバックアップジョブが異常終了し、コンテナがロックされた。 - `/var/tmp/` に **14GB** もの不要な一時ファイルが溜まり、I/O 負荷が異常に高くなった。 - `iotop` の確認で `rsync` プロセスが `D (Disk Sleep)` 状態で停滞し、I/O 遅延を引き起こしていた。 --- ## **🔍 原因** 1. **バックアップジョブ (`vzdump`) の異常終了** - `rsync` のプロセスがバックグラウンドで動き続け、I/O を圧迫。 - `pct unlock` でコンテナのロックは解除できたが、I/O 負荷が残った。 2. **バックアップの一時ファイルが `/var/tmp/` に大量に残存** - `/var/tmp/` に `vzdumptmpxxxxx_xxx` という巨大な一時ファイルが 14GB 以上残り、ディスクI/Oが逼迫。 3. **ストレージの I/O 遅延 (`Disk Sleep` 状態)** - `rsync` プロセスがディスクに書き込み続け、他の処理が遅延。 --- ## **🛠️ 対処方法** ### **1️⃣ `vzdump` のバックアップジョブを確認** ```sh ps aux | grep vzdump ``` → `rsync` プロセス (`D` 状態) が I/O を圧迫しているのを確認。 --- ### **2️⃣ `vzdump` と `rsync` のプロセスを強制終了** ```sh kill -9 <PID> <PID> <PID> ``` (`PID` は `ps aux | grep vzdump` の出力から取得) --- ### **3️⃣ `/var/tmp/` の不要ファイルを確認** ```sh du -sh /var/tmp/ ``` → 14GB 以上のファイルが `/var/tmp/` に残存。 --- ### **4️⃣ `/var/tmp/` の不要ファイルを削除** ```sh rm -rf /var/tmp/vzdumptmp* ``` --- ### **5️⃣ I/O 負荷を確認** ```sh iotop -o ``` → `rsync` の高負荷がなくなっていることを確認。 --- ### **6️⃣ I/O キャッシュのクリア** ```sh sync; echo 3 > /proc/sys/vm/drop_caches ``` → メモリキャッシュをクリアし、I/O 負荷を軽減。 --- ### **7️⃣ バックアップ設定の見直し (`/etc/vzdump.conf`)** ```sh cat /etc/vzdump.conf ``` → `dumpdir` が適切なストレージ (`/var/tmp/` ではない場所) に設定されているか確認。 --- ### **8️⃣ 定期的な `/var/tmp/` のクリーンアップを自動化** ```sh find /var/tmp -type f -mtime +1 -exec rm -f {} \; ``` → 1日以上前の不要ファイルを削除。 --- ## **✅ 結果** - **`rm -rf /var/tmp/vzdumptmp*` を実行したことで I/O 遅延が完全に解消!** - 不要なバックアップファイルの削除で、ストレージの負荷が改善。 - `iotop` や `iostat` の監視で I/O 状況をリアルタイムで把握可能に。 --- ## **🎯 今後の対策** ✔ **バックアップ設定の最適化** - `--mode=snapshot` を利用 (ZFSなら特に有効) - `--bwlimit` の値を適切に調整 (`51200` は低すぎる場合がある) ✔ **バックアップジョブ完了後の一時ファイル削除** - `/var/tmp/` に不要なファイルが溜まらないよう、定期クリーンアップを実施。 ✔ **I/O 負荷の監視** - `iotop`, `iostat` を活用し、異常を早期発見。 ✔ **バックアップ保存先 (`dumpdir`) の適切な管理** - `/var/tmp/` ではなく、適切なストレージ (`/mnt/backups` など) を指定。 --- ### **📢 まとめ** 💡 **バックアップの異常終了が I/O 遅延を引き起こすことがあるため、 `/var/tmp/` の管理とバックアップ設定の見直しが重要!**
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